加齢による変化を受け入れながら、健康と付き合う
年齢を重ねると、身体の機能は少しずつ変化していきます。
これは誰にでも起こる、とても自然なことです。
私自身、長年、運動指導の仕事を続けてきましたが、20代、30代、40代の頃とは違う身体の変化をはっきり感じるようになりました。
例えば、
・以前よりスタミナが続かない
・疲労回復に時間がかかる
・腱や靭帯などの結合組織が弱くなる
・関節の動きが硬くなりやすい
・反応速度や神経伝達がゆっくりになる
そんな変化です。
若い頃なら何ともなかった動作で、思わぬケガにつながることもあります。
玄関の段差でつまずいて転倒する。
肩が痛いと思って検査をしたら、知らないうちに腱板が損傷していたり。
年齢を重ねるほど、このようなことが起こりやすくなります。
自然の摂理に逆らわない
こうした変化を感じると、つい昔の自分と比べてしまいます。
「以前はもっと動けたのに」
「こんなはずじゃなかった」
そんな気持ちになることも。
でも、加齢による変化そのものは止められません。
だからこそ大切なのは、変化を否定することではなく、受け入れた上でどう付き合っていくか。
無理に若い頃と同じことをするのではなく、今の自分の身体に合った方法を見つけていく。
その視点が、これからの健康づくりには欠かないと思います。
健康の土台は意外とシンプル
年齢を重ねるほど、特別な健康法よりも基本が大切。
・身体を動かす
・しっかり眠る
・栄養バランスの整った食事をとる
とてもシンプルですが、この積み重ねが身体を支えてくれます。
「運動をしたから大丈夫」
「サプリを飲んでいるから安心」
ではなく、運動・睡眠・食事の三本柱を整えること。
結局のところ、それが健康維持への近道なのだと実感しています。
自然の摂理を受け入れながら楽しむ
年齢を重ねることは、失うことばかりではありません。
身体の声に耳を傾けたり、自分を大切に扱ったりする機会が増える、ということでもあります。
自然の摂理を受け入れながら、自分に合った方法で身体を整える。
そして、そのプロセスを楽しむ。
未来を心配しすぎるのでもなく、過去の自分と比べ続けるのでもなく、「今の自分」にできることを積み重ねる。
まさに、「いまここ」。
そんな気持ちで、これからの人生を健やかに楽しんでいきたいですね。

