加齢により衰えるもの
加齢により衰えるもの。
そう問われると、あなたはどんなことをイメージしますか?
視力・聴力・筋力…などと答えが聞こえてきそうですが、それだけではありません。
自律神経もまた、年齢とともに変化していきます。
自律神経には、大きく交感神経と副交感神経があります。
ざっくりいうと、朝、目覚めて活動している日中は交感神経が優位。
夜になり、眠る準備に入ると副交感神経が優位になります。
この切り替えがスムーズに行われることで、私たちは日常生活を無理なく送ることができます。
では、「バランスが崩れる」とはどういう状態でしょうか。
例えば運動時。
一度上がった心拍数がなかなか下がらず、息切れしやすくなったり、その結果、以前よりも疲れやすく感じるようになる。
また、夜になってもなかなか眠れない、眠りが浅い。こんな変化を感じる方も少なくありません。
自律神経が衰えると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。
そこに日常生活でのさまざまなストレスが加わると、交感神経優位の状態が続き、イライラや緊張感が増してしまいます。
これでは、カラダもこころも疲弊してしまいますよね。
30〜40代の過ごし方がカギ
こうした変化に備えるには、30〜40代の過ごし方がとても大切だと考えています。
この時期から、積極的に運動・栄養・睡眠を意識して整えていきたいところですが、
現実には、なかなか思うようにいかないものですよね。
「もう、その時期はとっくに過ぎてしまった…」、そう感じる方もいるかもしれません。
でも、今からできることもあります。
・日頃から、心拍数が少し上がる運動を取り入れる
・日中は太陽の光を浴びる時間を意識する
どれも定番ですが、自律神経にとっては確かな土台になります。
歳を重ねるほど、ストレスケア・メンタルケアは特別なものではなく、生活の一部として欠かせないものだと、改めて感じています。
年齢とともに変わるのは、弱さではなく「調整力」。
無理を重ねるより、整える視点を持つことが大事。
それが、これからの自分を大切にする一歩になるのだと思います。

